第171回 「三年目の決意」 神田 俊斗 (3年)

お世話になっております。3年の神田です。

大学生活も折り返し地点を過ぎ、後半戦が始まりました。ここまでの2年間を振り返ると、多くの出来事がありそのすべてが、今の自分を形づくってくれた大切な時間だったと感じています。そして、いま目の前にあるこの一年は、私にとってこれまで以上に重みのある勝負の一年です。
今年度の目標は、団体戦優勝を果たすことです。
一年時に初めて表彰台から見たあの景色、全国の頂点に立つというあの経験は、私の中で何ものにも代えがたい記憶です。「明治は強い」——そう自信を持って言えるチームに自分が所属している事を誇りに思いました。しかし、2年時にはその優勝を逃し、悔しさとともに多くの課題が残るシーズンとなりました。
あの悔しさを、ただの「思い出」にして終わらせたくない。もう一度、チーム全員であの景色を見たい。だからこそ、今年は勝つことにこだわり抜きます。団体戦優勝という目標に向けて、部員全員が一丸となり、それにふさわしい日々を過ごしているかを自問しながら行動していきたいと思います。
そして何より、団体で頂点に立つためには、まず自分自身が誰よりも強くならなければならない。そう強く感じています。目指すは、個人での「日本一」。自分が勝つことでチームを勢いづける。そうした覚悟を持って、この一年を戦い抜きたいと考えています。
私は今年度で、三年連続で団体メンバーとして戦うことになります。この事実は、重圧でもあり、大きな自信でもあります。だからこそ、自分だけで突っ走るのではなく、チーム全体を見渡す視点を持ちたいと思っています。
特に今年は、後輩も多く加わってくれ、チームの人数も増えています。上級生としての責任を強く感じながら、チームが一つにまとまるよう意識して行動したいと思っています。自分自身が努力する姿を見せることが、部全体のモチベーション向上にもつながると信じています。
これからの1年間、自分の限界を決めずに、とにかく貪欲に挑みます。そして団体でも、個人でも、必ず「結果」で語る選手になります。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。