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第157回「愛と挑戦の1年間」 森 健太郎(4年)

2025/01/31


お世話になっております。24年度主将の森です。


全体的にブログの更新が滞っているので、まずは自分が中心となって活発化させて、盛り上げていこうと思っています。

昨年の3月に主将になってから、これまでの人生では味わったことのない感情や経験をさせてもらった。
小学校から大学までチームスポーツを続けてきて、その間は指示されたことをこなしたり、監督やコーチにアピールするために頑張ったり、チームのテンションが下がった時には「盛り上げなきゃ」と考えたりするのが精一杯だった。毎日の練習を頑張れば、将来役に立つとか、一生の仲間ができるとか、そういう漠然としたことを考えながらやってきた気がする。

でも、違った。それだけじゃなかった。
4年になって、いろんなことを学んだ。練習中、他の部員がどんな表情をしているか、モチベーションを保てているか、チームの雰囲気はどうか。この練習メニューで本当に日本一になれるのか。そんなことを考えるようになった。オフの間もチームのLINEを見て、
「チーム愛を全員が持てていないかもしれない」「どうしたら全員がこのチームを本気で好きになって、一番に思ってくれるだろう」
なんて、メンヘラみたいなことをずっと気にしてた。

自分が思い切って行動しても、誰もついてきてくれない時は正直めちゃくちゃ悩んだ。「もういいや」と思ったことも何度かあった。
主将になる前(今までの部活動生活全般)、自分はチームのことを考えているつもりだったけど、それがどれだけ浅はかだったか、今では痛感している。チームを盛り上げたいという気持ちはずっとあったけど、本当に敏感に周りのことを考えたり、部員一人ひとりの表情を見て声をかけていたか?って言われたら、全然そんなことはなかった。
もし主将になっていなかったら、気づけなかったことがたくさんあっただろうし、この役職をできて本当に感謝してる。

主将になって学べたことはそれだけじゃない。
自分が困っている時、何も言わなくても手を差し伸べてくれる人が周りにいて、練習ができない時も、連絡すれば全力で助けてくれる人がいた。自分が主体として動く中で、それまでの部活生活では感じたことがないくらい、「人」の温かさや繋がりを実感した。

角張監督は自分の時間を削ってまで、親身になって悩みを聞いてくれた。健星コーチは海で練習ができない時、トレーニングメニューについて相談したら全力でサポートしてくれたし、インカレ個人戦で結果が出せなかった時も一緒に次の目標に向かって支えてくれた。
それだけじゃなく、多くのOBの方々がチームのことを気にかけてくれたり、電話をくれたり、練習に顔を出してくれたり、ご飯に誘って話を聞いてくれたりした。ウィンドの関係者も、自分が困った時には話を聞いてくれたり、解決策を一緒に考えて実行してくれた。

これって、意識していないと絶対にできない行動だし、誰かに「愛」を持って接しようと本気で思っていなければ、こうした温かさは生まれない。主将としてこの1年を過ごして、それを痛感した。
だからこそ、支えられた分、結果で返したいと思うし、チームをもっと愛のある集団にしていきたい。自分が感じたこと、経験したことを、後輩にも感じてほしい。

主将としての任期はあと約1ヶ月しかないけど、恐れずに人とぶつかり合っていきたいし、愛を持って全力で向き合って、団体七連覇を目指してチームで戦っていきたいと思う。

最後まで応援よろしくお願いします。
また団体戦前にブログを書く予定なので、その時もぜひ読んでください笑

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