第76回「協調性」猪飼千紗(1年生)
日頃よりお世話になっております。一年の猪飼です。
きついきついと言われていた夏練が終わり、あっという間に秋が過ぎ、日に日に冬の足音が近づいています。
1年あっという間に終わってしまいそうですが、残りわずかの2022年も悔い無く過ごせるよう心がけようと思います。
さて、話は変わりますが、最近、学校の授業で「協調性」について考える機会がありました。今までの私は「協調する」というのは相手の意見を尊重することとイコール関係だと考えていて、実際「協調性」が求められた時には相手の意見を尊重することを心掛けてきました。しかし、思い返してみると、私の場合は人の意見を尊重しようとするあまり自分の意見を主張できていないことが多く、「尊重する」というよりかは相手に「合わせる」ことが多かったと思います。
しかし、数日前に投稿された同期のれいなのブログに心を動かされ、私の考えは変わりました。れいなが部活に対して持っている熱い思いはしっかり伝わってきましたし、より良いチーム、より強いチームを作り上げていくにあたって、自分の非主張的な姿勢を変える必要性を感じました。自分の意見を曲げるのではなく、相手の意見を尊重するのと同じように自分の意見も尊重して発信し、意見がぶつかることがあってもお互い納得がいく解決策を見出せるよう努力することが大切であると気づくことができました。
個人競技だと思っていたウインドサーフィンですが、チームに所属した以上、そこには協調性が求められてきます。意見の衝突に苦手意識のあった私ですが、この部活を通してウインドの技術を高めることはもちろん、人としても大きく成長していきたいと考えています。
最後になりますが、最近、あと半年もないうちに4年生とあすかさんが卒業してしまうことに気づきました。卒業してしまうのが本当に悲しいですが、先輩方から教わったことや先輩方への感謝の思いを忘れず練習に励んでいきたいと思います。