第166回 「エソラ」 三吉陸翔 (3年)

こんにちは。3年の三吉陸翔です。

　早いもので、初めてテクノに乗った日から2年が経過しました。ここまでは山あり谷あり、どちらかと言えば谷多めの2年間でしたがあっという間に前半戦が終わりました。この調子で行くと今年も飛ぶように過ぎていくでしょう。初心忘るるべからず、ということで今年度の目標を伝えさせていただきます。
 
　チームとしてはやはり「団体戦優勝」、これに尽きると思います。これを目指して部員全員が一丸となって魂を燃やします。また、本当に団体優勝を達成するのにふさわしい日々を過ごしているかを常に考え続けます。

　個人としては、「全ての風域においてチームで1番速くなること」、「部員みんなのことを見てチームを支えること」の２つの目標を立てました。
 
　「全ての風域においてチームで1番速くなること」
　「チームで」と言うと内弁慶になってしまうのではと何度か考え直しました。もちろん、団体戦優勝にメンバーとして貢献、インカレ個人戦入賞、Nセレ入賞など成し遂げたいことはいくつもあります。しかし、1つの大会に絞ると他の大会は最悪結果が振るわなくても良いのか、などとも考えられてしまい納得できませんでした。全てを達成するためにはどんな目標が必要かと考え続けた結果の目標です。抽象的ではなく、具体的に道のりをイメージして日々を過ごします。

　また、私がこれを目指して日々を過ごし練習を重ねることが、全体の技術やモチベーション向上にもつながると信じています。全員がお互いを、さらには他大学の選手を意識し合い、毎回の練習で競い合うバチバチで熱い空間が団体戦優勝へとつながっているのではないでしょうか。我が部にはスポーツ推薦を含め色々な風域で走れる選手がいます。彼らを超えることは簡単なことではないですが、ビギナー上がりの選手がスポーツ推薦の選手に勝利する姿を2年間見てきました。自分にできないと信じる理由はどこにもありません。必ずやってやります。
 
　「チームを見て支えること」
　これは、自分の役職に関して考えたことでもありますが、おそらく今の役職についていなかったとしても同じ目標を立てていたと思います。私が1年生の頃の3年生の背中はとても大きく、一人一人がチームを支えている印象がありました。私も同じように、先輩方がしていたことをチーム全体に返していきます。
 
　特に今年は入部してくれた1年生も多く、留学している同期も帰ってくるため、人数が爆増します。学年に関係なくそれぞれがチームについて考え、想像力を働かせて動くことが何より大切になると思います。今年は上級生として余裕を持って周りを見る、チームを支えることを率先して行っていきます。
 
　
　本当は、入部してくれた1年生に向けて早く先輩に馴染んでもらうために同期紹介でもしようかな、支部戦に向けて2年生へ伝えたいこともあるな、就活を始めていかにウィンドばかりしていたか分かったな、バイトを変えたいのに面接に落ち続けているんだよな、などさまざま取り上げたいお話はありました。ただ今年度のブログ係によりますと、今年度は投稿頻度を高めるとのことだったので、これらはまたリクエストがあれば次の機会に取り上げたいと思います。気になる人がいたら直接話すので、聞きたい部員がいればぜひ聞いてください。
 

　私のウィンド人生はもう折り返し地点を過ぎました。時間がないようにも思えますが、まだ半分は残っています。半分、と言うとドラゴンボールならフリーザが出てきたくらい、Narutoなら仙人モードも出てきていないし、スラムダンクなら花道はジャンプシュートの練習をしているくらいでしょうか。何を言い出したのか混乱した方もいると思いますが、まだまだここから無限大の進化ができるし、私のウィンド人生が面白くなるのはここからということです。正直今までの私は目立ったリザルトを残せず、不甲斐ない結果ばかりに終わっています。頑張ってはいるけど結果出てないやつ、なんて最悪です。めっちゃ格好悪いです。そんなダサい状況から抜け出して格好いい選手になるために、自分に厳しく結果を追いかけます。

　自らの限界を決めず、笑ってしまうくらい前向きに、呆れるほどに練習し、コツコツと、熱く、泥臭く、変化を恐れず、何よりも貪欲に取り組んでいきます。3年目は競技面でも人としても大いなる躍進を果たす年にします。
 
　長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。1年間、応援よろしくお願いいたします。