第118回「このスポーツを始めた理由」上村彩夏（1年生）

初めまして、1年の上村彩夏です。

私は秋田県出身で、4月から上京して来ました。ガラスのビルが立ち並ぶ都会の街並みを見て感動した4月から早3ヶ月、初めての一人暮らしの大学生活は毎日が本当に楽しいです。

わたしは2歳から16年間水泳を続けていました。大学で、体育会であるこのスポーツを始めることを選んだきっかけは、水泳で得た経験が大きいです。物心つく前から始めていて、気づいたら16年間も打ち込んでいた水泳をやりきった高3の秋は、大学で新しいスポーツを始めるだなんて考えてもいませんでした。水泳を引退してからの半年間、人生で初めてスポーツに追われることのない生活、解放され楽な生活を送れることを楽しみにしていました。ですが望んだ生活は、どこか自分が怠惰であるような気になって仕方ありませんでした。練習はきついし、大会が近づくと精神的にも追い込まれるし、辛いことも多い”1つのスポーツに打ち込むこと”を大学でも続けることを選んだのは、それを上回る、スポーツでしか得られない経験と楽しさを忘れられなかったからと、もっと追い込めたはずだと水泳に残る後悔を晴らすのはスポーツしかないと思っているからだと思います。

自分は、いくら周りから置いていかれても、自分だけできなくて恥ずかしい思いをしても、諦めずにやりきれる自信があります。やる気がある時にできる努力より、辛くて嫌になった時にどれほどコンスタントに努力を続けれるかが、その人の強みだと自分は思っています。自分でこのスポーツを選んだからには、4年間きっちり打ち込みます。よろしくお願いします、！！