第152回「転機」前佛謙介 (1年)
初めまして。今年度入部しました、1年の前佛謙介です。
よろしくお願いします。私は今、これまでにないほどの人生の転機にいるように感じます。大学に入学し、人間関係が一新されたことに加え、以前の私からは想像もできないようなスポーツを始めることになりました。今回は、私がこの部活への入部を決めた理由について書きたいと思います。
私は小中高と12年間、水泳漬けの毎日を送ってきました。水泳という競技に打ち込む中で、沢山のことを経験し、学ぶことができました。高3の秋に水泳を引退した当初は、それまで毎日のように何時間も練習に費やしていた時間がフリーになったことに喜んだ記憶があります。時間の拘束があって厳しい体育会には入らず、学業以外の時間はバイトと遊びに明け暮れる大学生活を思い描いていました。そんな自分の気が変わったのは、少し時間が経ってからのことでした。高校卒業から大学入学までの間、予備校に入らなかった自分は誰にも急かされない完全に自由な1年間を経験しました。厳しい練習で体力的に自分を追い込んだり、試合前に精神的に追い込まれることがなくなった毎日を過ごす中で、そんな日常がどこか物足りなく感じるようになりました。
大学に入学し、なにか自分が打ち込めるものを探していた中、試乗会でウィンドの楽しさを知りました。大学から始める人が多い競技であることや、実力者揃いのこの部の活気ある雰囲気にも惹かれました。水泳で更なる高みを目指したかった気持ちを晴らし、全力で打ち込めるのはここしかないと直感し、入部を決めました。
最近はテクノにも少しずつ乗れるようになり、日々自分の成長を実感できて本当に楽しいです。ここで出会えた愉快な仲間達と切磋琢磨して最高の4年間にしたいです。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。これからの応援よろしくお願いします。