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第163回 「奪還」 松永 佑眞 (4年)

2025/06/02

日頃よりお世話になっております。
2025年度、明治大学体育会ボードセーリング部 主将の松永佑眞です。
ブログの更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。

このたび、新入生を迎え入れ、正式に新チームが発足したことをご報告いたします。
今年度は、男子プレーヤー12名、マネージャー3名の計15名が入部し、部員は総勢33名となりました。これだけ多くの新入生を迎えることができたのは、試乗会にご協力いただいたニヘイさんをはじめとするESSの皆さま、ノアスポーツ様、OB・OGの皆さま、そして新歓に尽力してくれた部員一人ひとりのおかげです。心より感謝申し上げます。

今年度の目標は、インカレ団体戦優勝です。
これまで明治は、「団体戦優勝が当たり前」と言われるようなチームでした。しかし昨年度、連覇が途切れ、現実を突きつけられました。日本一を取ることの難しさ、そして自分がいかに恵まれた環境に甘えていたかを痛感しました。
もう、私たちは「日本一のチーム」ではありません。だからこそ、部員一人ひとりが現状をしっかり受け止めて、「自分の練習量・質は日本一にふさわしいか?」と、改めて問い直すことが必要だと感じています。
明治は今、“追われる側”ではなく、“追う側”。チャレンジャーとして、日本一を奪い返しにいきます。そして「明治はNo.1でなければならない」という誇りと責任を胸に、今年は泥臭く、愚直にやり抜いていきます。

チームが始動して約2ヶ月。
正直、本当に大変でした。道具や試乗艇の購入、安全面の見直しなど、初めてのことばかりで考えることが多く、何度もパンクしかけました。加えて就活も重なり、何を優先すべきか分からなくなる時期もありました。慣れないことばかりでバタバタして、部員のみんなには迷惑や心配をかけてしまったと思います。これまでの歴代主将のすごさを、あらためて実感しています。私は主将として、まだまだ未熟で、「主将の柄じゃないな……」と感じる瞬間もあります。それでも、人は変われると信じています。昨年、主将代理を任された日から、チームのことを第一に考え、行動し、少しずつ成長してきました。今も日々、もがきながらも、確実に“成長中”だと感じています。完璧な主将ではないかもしれません。それでも、最後には「最高の主将だった」と言ってもらえるように、自分らしく、全力で走り抜けます。そして、必ず明治を再び日本一のチームにしてみせます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。2025年度も、明治大学体育会ボードセーリング部への温かいご支援・ご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

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