第25回「好きこそものの上手なれ」長田光平(2年生)
日ごろからお世話になっております。今年度副会計を務めさせていただいています、長田光平(2年生)です。
まず初めに、部の活動を支えてくださっている角張監督をはじめとするOB、OGの方々、いつも利用させていただいている艇庫の土屋さんをはじめとするkayaの皆さまには多大なる感謝申し上げます。
さて、今年度の部としての目標は、団体戦5連覇であり、個人の目標はインカレ個人戦に出場することです。目標に向けた熱い想いは他の部員と被ってしまうので、今回の投稿では、ウィンドサーフィンとの出会いについて書こうと思います。
2011年5月、通っていた小学校が鎌倉にあり、その小学校が素晴らしいご縁に恵まれていたため、3年生の時に授業時間を使ってウィンドサーフィン教室が材木座で開かれました。この時は、進むべき方向なんて気にせず、屈託なくウィンドサーフィンに取り組みました。海や風という自然の持つ見えない力に魅了され、2日間しか開催されないことを恨めしく思いました。必死に三角艇を乗りこなし、くたくたになってセブンシーズの屋上でクラスメイトと食べたお弁当の味は筆舌に尽くしがたかったはずです。これがウィンドとの出会いでした。
時は流れ10年後に、まさか同じ競技を真剣に取り組むなんて、想像だにしていませんでした。当時を振り返れば、人生で一度も経験しない人が多い競技に10歳で触れられた幸運に感謝しなければいけないと思います。今、同じように、大学に入学してから恵まれた環境で競技に取り組めていることに現在進行形で感謝し、真摯に向き合わなければいけないと、過去の自分からの大切な教訓を教えられている気分です。
最後になりますが、誰もが高みを目指す中で、昨年度の主将から贈られた「みんなにはもっとウィンドサーフィンを好きになってほしい」という言葉が頭から離れません。どの大学も練習は厳しく、辛いことも多いと思いますが、今回のタイトルである「好きこそものの上手なれ」を信じて、初心に戻り、まずはウィンドを好きになることから努力してみるのもよいのかもしれません。