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第75回「はい!笑顔!!」戸田千晴(2年生)

2022/12/11

お世話になっております。2年の戸田千晴です。

先日、全日本学生ボードセーリング選手権、通称”インカレ”に参加してきました。初めてのインカレは、とても楽しかったです。しかし、難しい海面であったり、苦手な風域やレベルの高い環境でなかなか結果を出せず、悔しい思いも残りました。来年必ず、表彰台に立てるように、速くなってまた沖縄に帰れるように、1年間しっかりウィンドサーフィンに全力を注ぎたいと思います。

本当に最高だったインカレ個人戦ですが、この舞台に立つには、支部予選という厳しい大会を通過しなければなりません。今回は次ブログを書く機会が来たら、絶対に書きたいと思っていた、支部予選での話を書きたいと思います。

支部予選に臨む前、その前に行われた大会の結果を見て、通過は硬いと言ってもらえていた私ですが、1日目中々前を走れず割とボーダーギリギリに居ました。大丈夫だと思っていた驕りから、夜は不安と焦りでいっぱいで、ずっと胃が痛かったのを覚えています。2日目に最終レースの一つ前でズボッてしまい、沖縄に行くのは無理かもしれないと、半泣きで待機していた私を、レディースクラスで一緒に出ていた、あすかさんとともかさんが励ましてくれました。「私たちがコースを取ってあげるから、一緒に走ろう!」と言ってくれました。それを聞いていたメンズクラスのまさしさんが、「お前らだけこれから団体戦やるのか笑」と言った言葉で、支部予選が始まってから初めて、自然に海上で笑うことができました。笑った瞬間に、肩に入っていた力が抜けて、胸のあたりが痛くなくなりました。最後のレースは、一緒に走ろうという言葉を、スタート後2秒で裏切ってタックしてしまいましたが、肩の力が抜けたおかげか、それまで20回漕いでも1mくらいしか進まなかったリーパンが進み出しました。フィニッシュはなんとか前の方で帰ってくることができました。ウィンドサーフィンにおいて、メンタルというものはどれほど大切な部分なのか。まだ他の部分が未熟な私は、はっきりとはわかりませんが、この出来事から常に笑顔で乗っていたい!と思うようになりました。しかしやはりこの競技、前を走れなければ笑顔は無理です。どの大会でも笑顔でいられるように、前を走れるようになりたいと思います!

このブログが投稿される頃には、極寒のNT練習会と冬の逗子練習が始まり、終わる頃には別れの季節が来て当分笑えなさそうですが、頑張ります。

長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございます。これからも応援の程、よろしくお願いします。

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