第126回「merci beaucoup」岡朋加(4年生)
Bonjour♪
4年の岡朋加です。
先日世界選手権に出場するために2週間フランスへ行ってきました。
ここではあえてレースのことではなく、フランスでの生活について書きたいと思います。
まずは冒頭で言った「ボンジュール」です。フランスの人たちは街中で目があったらニコっと笑ってくれたり「ボンジュール」と言ってくれます。日本で知らない人と目があった時に満面の笑みで「こんにちは」なんて言ったら多分なんだこいつって思われます。(偏見だったらごめんなさい)そのようなフランスの知らない人とも挨拶を交わす文化にとても驚かされました。それと同時に1人で外出したら家に帰るまで一言も言葉を発さない日本の当たり前が恥ずかしくなりました。
そしてフランスの人の優しさにも驚かされました。重い荷物を持って階段をのぼろうとしていたら「それ持とうか?」と声をかけてくれる人が必ずいたり、駅の改札が切符をいれたにもかかわらず閉まってしまい通れなくて困っている時、自分の切符で改札をあけてくれたり、、、そんなことが自然に当たり前のようにできることがすごいしかっこよかったです。
次にフランスの食生活です。想像していた通りやはりパンだらけでした。フランスのパン屋のパンは本当においしいです。ですが白米大好き日本人の私には3日くらいが限界でした。白米がどうしても食べたくてスーパーで見つけた日本のコンビニのおにぎりのようなものを購入したのですが、どうやらフランスで日本のおにぎりは全て酢飯だと思われてるらしく、酸っぱすぎて具の味がしませんでした。
フランスといえばフランスパンを想像しますが、フランス人は本当にフランスパンが大好きだということが証明されました。街行く人のリュックやカバンにフランスパンが必ず刺さっているんです。思わず笑ってしまいました。私も段々とフランスの生活に慣れてきてキブロンの小さなスーパーでフランスパンを買ってみたのですがそれがおいしすぎて忘れられないです。日本に帰ってきてからフランスパンを買って食べてみたのですが全然違いました。いつかまた食べたい思い出の味です。
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、とにかく無事に日本に帰ってこれてフランスの思い出が美化されてきていることに安心しています。あの2週間は間違いなく人生のなかで経験してよかった日々だと思っています。もちろん楽しいことばかりではありませんでしたがそれも含めてフランスでの2週間にありがとうという気持ちを込めてこの題名にしました。
merci beaucoup🇫🇷